島根県 日御碕神社

平成23年春頃

出雲大社の北西、島根半島の最西部に位置する神社で、日御碕(ひのみさき)神社 通称「みさきさん」と呼ばれています。

鳥居をくぐり、右にカーブしている参道を進むと楼門が見えてきます。

朱色の柱と白い壁が、青空のもととても鮮やかに見えます。昭和二十八年には、社殿のすべてと境内の石造建築物も含め、国指定重要文化財とされています。

楼門をくぐり正面にあるのが、この「日沈の宮」です「日沈の宮」の名前の由来は、創建の由緒が、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受けた神社、との事です。

御覧の通り、日沈宮は天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています。

日没の宮を正面にみて、右手階段の上に、「神の宮」が鎮座しています。神の宮には素盞嗚尊(すさのおのみこと)が祀られています。

高台の上にある神の宮です。素盞嗚尊が天照大神を見下ろしている構図になっています。左奥にはお稲荷さんが祭られていました。こちらの神社の後利益は、「特に厄除け ほかに縁結び、夫婦円満、家運繁栄、 交通安全、海上安全、殖産興業、安産など」という事です。出雲大社を参拝したのち、稲佐の浜を眺めて日御碕神社を参拝し、日御碕灯台で夕日を眺めるなんてコースはいかがでしょうか。