島根県 出雲市 韓竈神社     (からかまじんじゃ)

平成23年春頃

今回は「とっておきの秘境、スピリチュアルスポット」として紹介されていた。韓竈神社へ行ってみたいと思います。まずは島根半島西部にある「鰐淵寺」を目指して、県道23号線沿いの垂水神社脇の道路から南へ進んでいきます。あとは簡単です。分かれ道はすべて右に曲がるだけです。

このように三叉路には看板などが出ていますので、迷うことはありません。

この看板がるところが一番近い駐車場です。駐車スペースは数台ほどしかありません。

看板の上に張り付けてある地図です。参拝所要時間は早くても1時間はかかりますのでお手洗いは済ませておきましょう。写真は拡大できます。

車一台くらいが通れる幅の道で、右手側から聞こえる川のせせらぎを聞きながら進んでいきます。この辺は舗装もアスファルトで歩きやすいです。前方にスギ林が見えてますが、その辺りからコンクリート舗装に変わります。

スギ林中ほどでコンクリート舗装から砂利道に変わります。歩きにくさはありませんが、天候によっては水たまりなどができて歩きにくくなるかもしれません。

スギ林を過ぎると道路の脇がすぐ川となり、ほぼ川と平行に道が続いていきます。

小さな橋がかかっており、川が左手側に入れ替わります。神社入り口まであとわずかです。

川と平行な道路をさらに進んでくと・・・見えてきましたよ神社の入り口が。

韓竈神社の鳥居前に到着です。一番近い駐車場からここまで6~7分くらいでしょうか。ここまでは何の苦労もありません。が・・・

鳥居の向こうは急斜面の山肌に石を積み上げて作られた石段が見えています。鳥居の右側には杖が用意されています。

その辺にある石を積み重ねた感じの石段は、きれいに整備されているわけではなく、段の高さもまちまちで表面にはコケも生えています。見ての通りロープの手すりが設置されているのでしっかりつかまりながら登りましょう。

登るにつれて道も狭くなり、木の根や石段の段差もさらに雑になり登りにくくなります。危険なところは鉄製の手すりになっていますが、山歩きに慣れていない人は要注意です。

さらに進んでいくと、目の前に山肌とその下に木の根っこが絡まった、行き止まりっぽい所に着きます。

木の根っこが絡まっている所から右手側を見ると、岩の切れ目の向こうに石垣が見えます。

岩の切れ目は約50センチくらいなのですが、見ての通り斜めになっています。また足場も悪く、坂になっているため通りにくさ、この上ないです。

ようやくここまで来ました!!小さなお堂が目の前です。鳥居をくぐって以降は、写真では広そうに見えても実際は狭く、一度に3~4人が限度でしょう。まして、他の方が参拝に訪れていたらさらに大変です。

到着です。かなり険しい道のりですが、体力に自信があれば、駐車場から15分も掛からないと思います。

社殿です。周辺には手すりなどはありません。写真左側は参拝用の道を挟んで急こう配の谷になっています。

社殿の脇には机とノートが用意されていて、参拝に来られた方が書き込みできるようになっています。人っ気のない山の中なのですが、参拝に訪れる方は意外に多いようです。