広島 安芸の宮島
平成23年6月
厳島神社で有名な「宮島」ですが、こちらのフェリーに乗って行くことになります。左側が宮島松大汽船、右がJR宮島フェリーで、どちらも片道大人170円、子供80円です。どちらのフェリーに乗っても着く場所に変わりはありませんが、切符は各会社の発行するものを使用しましょう。
自動販売機での購入は、片道切符のみの販売となります。
宮島フェリーターミナルに到着です。こちらの宮島には船で10分ほどで到着します。フェリーは15分間隔で、2社が交互に出航させているので待ち時間は少ないです。
フェリーターミナルから出たところです。手前には大きな広場、そして奥の道路沿いには宿泊施設が並んでいます。通常の風景に若干の違和感が入る光景に、特別な所に来たな~という印象を受けます。
日本三景碑です。三景と言えば、特にどうこう説明する必要もありませんね。キツイ、キタナイ、キケン・・・間違えました、「松島」「天橋立」「宮島(厳島)」という事です。
さっそく厳島神社に行ってみましょう。海沿いの遊歩道を神社方向に向かって歩きます。鳥居が見えているので迷うことはありません。
中央のゲートは閉まっていますが、焼きから通ることができます。向かって左手側は、土産屋が並ぶ参道になっています。
上の写真の左手側です。このような感じで参道が続いています。観光客が多く、島には宿泊施設もあるため、賑わっています。
お土産は後回しと言う事で、海沿いの道を神社に向けて歩きます。鳥居ももうすぐです。
神社の入り口に到着です。
さあ鳥居も目の前です。こちらは観光客の記念写真撮影場所になっているようす。鹿もスタンバイ!?しています。
今回は干潮で下に降りることができました。せっかくなので、鳥居の近くまで歩いて行って見ることにしました。
立派な鳥居ですね~。青空に朱色が冴えますな。まさに絶景です。
神社の方では何か行われているようです。祀りか何かかな?なるほど、結婚式ですね。
中央に奥手に見えるのが「厳島神社」です。こちらから見て、入口左手側には階段があり、豊国神社本殿があります。
こちらが「豊国神社」です。大きく立派な本殿は有料ですが中に入ることができます。
豊国神社の裏方には五重塔があります。高台にあるので目立っています。
では、厳島神社を参拝しに行きましょうか。こちらは入場料400円となっております。
世界文化遺産の文字が威厳を感じさせます。本社は、祓殿、拝殿、弊殿、本殿と連なる複合社殿です。ちなみに内部は写真撮影できますが、本殿内と職員は撮影しないで下さいとのことでした。
先程結婚式を挙げていた新郎新婦が・・・おめでとうございます。
鮮やかな朱色の柱の回廊です。床板ですが、板と板の間に目透しという隙間があり、高潮の時に下から押しあがってくる海水の圧力を弱め、海水や雨水を海へ流す役目を果たしています。
客神社 (まろうどじんじゃ)です。御本社と同様に、本殿・幣殿・拝殿・祓殿からなり、嚴島神社の祭典は、この客神社から始まります。
海にせり出す部分は、舞台と呼ばれていて、今でもここで能が演じられることがあります。そして高舞台を挟んでその奥が拝殿と本殿です。ご祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)田心姫命(たごりひめのみこと)湍津姫命(たぎつひめのみこと)の宗像三女神(むなかたさんじょしん)です。ご本殿は、三女神のほかに30柱の神様が相殿(あいどの)されています。
平舞台から見た大鳥居です。威厳がありますね。まさに絶景です。厳島神社は、1996年に世界文化遺産として認定を受けました。日本三景の中では唯一宮島だけです。
参拝ルート最後の方にある「反橋(そりばし)」です。長さ21メートル、幅が4メートルあります。別名、勅使橋ともいい天皇からの使者(勅使)だけがこの橋を渡ることができたとの事です。
天神社(てんじんじゃ)です。祭神は菅原道真公と言う事で、学業の神様です。
参拝コースの出口付近です。きれいに整備されていて歩いていても気持ち良いですね。
神社の入り口まで戻ってきました。鳥居の向こうには商店が並ぶ参道が見えてます。
お土産屋ではおなじみの「もみじまんじゅう」やあなご飯、焼き蠣なんかも売っています。
人気のある観光地だけあって、活気があります。修学旅行生や外国人の観光客も目立ちます。
サンリオのショップまであるのですね。下手な土産よりもこちらの方が人気あったりして。
宮島には、たくさんの鹿がいますが、厳島神社の神様の使いとして、大切に保護されています。人には慣れてはいるようですが、一応は野生の動物なので気を抜かないように接しましょう。