湯田温泉郷 大沓(おおくつ)温泉
平成24年夏頃
岩手県北上市から国道107号線で西に車を走らせると、秋田県との県境手前の西和賀町に、湯田温泉郷があります。
湯田温泉には何ヵ所かの入浴施設があります。今回は西和賀町の外れにひっそりとたたずむ一軒宿の入浴施設、湯田温泉郷大沓温泉「ホットハーブ錦秋」にお邪魔します。
玄関、ロビーです。少し古びた感じの建物ですが、内部は綺麗な感じです。入浴料金は250円です
お風呂に行く途中、温泉の説明書きを発見。源泉の温度は48度で直接浴槽へ入れているとの事。かなり熱そうです。
温泉成分表です。
泉質は、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 です。
こちらが浴室です。浴槽は3つで写真右側の熱湯浴槽と歩行湯には、湯口からどんどんお湯が注がれています。そのため、かなり温度が高めになっています。左側の適温浴槽は、右の浴槽よりお湯が流れてくるため、若干温度が下がっています。お湯は無色透明、若干の芒硝(ぼうしょう)臭が漂います。お湯的にはそれほどインパクトがあるわけではありませんが、湯口からの湯量が多いので気分は良いです。ただ、熱いので長湯には向きません。
現在、秋田県の横手市と岩手県の北上市の間には、秋田道(高速道路)が通っているので、寄る機会も少ないのかもしれませんが、高速道路のハイウェイオアシス錦秋湖にも湯田温泉のお湯を堪能できる施設があるので、近くに来た際には入浴してみてはいかが?