岩手 松川地熱発電所

平成19年8月

八幡平市から秋田県に抜けるアスピーテラインの入口にある松川温泉。その温泉地の奥に地熱を利用して発電をしている施設があります。それがこの松川地熱発電所です。写真にある塔は冷却塔です。

 

ここ、松川地熱発電所は岩手県の北部、十和田八幡平国立公園にあり、日本最初の地熱発電所で昭和41年より運転を開始し現在に至っています。

発電は如何に発電用タービンを回すかという事で、地熱発電はマグマの活動が活発な地域に井戸を掘ってそこから噴き出す水蒸気を利用してタービンを回します。非常にエコな発電です。

直径21センチ、深さは1000~1500メートルの井戸9本から蒸気を採集しています。至る所から蒸気が上がっています。

施設内は簡単ではありますが、見学することができます。見学者用に簡単な資料館もあります。時間は9時~16時との事。すぐ近くには松川温泉もあるので、ついでに寄ってみてはいかが?