串本町 橋杭岩(はしぐいいわ)

平成24年5月

串本町東側の海岸線を車で走っていると、海に向かって一列に岩が並んでいる所があります。これが「橋杭岩」です。

こちらは吉野熊野国立公園の天然記念物となっており、岩も一つ一つ名前が付いているようです。

橋杭岩についての説明が書かれています。詳しくは写真をクリック(写真が拡大します)

こちらの看板にも、この岩の説明が書かれています。簡単に言うと、岩の割れ目に溶岩が流れ込み、それが隆起したものなのだそうです。

小高い所から見たところです。周囲に散らばっている岩は小さく見えますが近くに寄って見ると・・・

結構大きいです。車くらいの大きさはあるでしょうか。背丈ぐらいの高さのものもあります。こんな大きい岩がゴロゴロしています。

この一直線上に並んだ岩の姿が、橋の杭のように見えることから「橋杭岩」と呼ばれるようになったそうです。そして、ここから見る朝日はとてもきれいと評判で、「日本の朝日百選」にも選ばれています。

干潮になると、このように歩いて岩の近くまで行くことができます。ちなみにこの岩は、過去の津波によって、橋杭岩の岩が転がってきたものなのだそうです。