青森 尻屋崎灯台
平成22年夏
青森県の下北半島は大間や恐山などで有名ですが、こちらは、むつ市の北東にある「尻屋崎」です。
尻屋崎灯台へはこのゲートを通って行きます。この踏切ゲートは近くまで行くと、開放時間内であれば自動で開くようになっています。これを知らないと入れないのかと勘違いしてしまいます。
ゲートを抜け、しばらく進むと目の前には綺麗な海岸線と白い灯台が見えてきます。
白くて立派な灯台です。 明治9年にイギリス人により造られた東北で最も古い灯台の1つで、200万カンデラの光量は全国でも最大級との事です。
この灯台は、日本で最も高いレンガ建築で、使用したレンガも尻屋崎で焼いたものを使用しているそうです。日本の灯台50選にも選ばれています。
尻屋崎周辺の海域は、潮の流れの変化が激しく、また、濃い霧がよく発生するため、交通の難所として恐れられていて。難破岬と呼ばれていたそうです。そのため、江戸時代にはここを避け、物資は日本海側より、北前船で運ばれていました。
灯台の近くには「寒立馬」が放牧されています。馬と言っても競走馬のようなスリムなものではなく、見ての通りのガッチリ体系の馬です。体重もかなりありそうで、足踏みをすると地面に響いていました。人には馴れているようですが、不意なカウンターをくらわないように注意が必要です。
尻屋崎百周年の記念碑です。御覧のように緑が綺麗な場所です。馬の○○が気にならなければ、とても景色も良くドライブなどにはお勧めのところです。